たより

Zennのトレンド icon

Zennのトレンド

現在Zennでトレンドとなっている投稿のRSSフィードです

Claude Managed Agents で社内データ・ログ・コードを横断調査する Slack bot を安定運用する方法

まりる

はじめに 前回の記事『Claude Managed Agentsで「まずエンジニアに聞こう」を「まずbotに聞こう」に変えた』では、ダイニーが社内向け Slack bot @ask-anything を Claude Managed Agents で組み、社内エンジニアへの調査依頼 (= dev-help) を半減させた話を書きました。本記事はその技術編で、Slack から Claude Managed Agents を安定運用するためのダイニーの実装パターン を紹介します。 記事1に書いた通り、Managed Agents を使うとダイニー側で書くコードは 3 種類に収束します。 ...

データエンジニアこそ組織のオントロジーに向き合うべき

harry

こんにちは、クラシルでデータエンジニアをしているharry(@gappy50)です。 クラシルでは、これまでAI-Readyなデータ利活用に取り組んできました。Tier設計でデータの信頼性を担保したり、Snowflake Managed MCP × Claude Codeでデータの仕事をAgenticに回したりと、データをAIで扱える状態にする仕事を続けてきています。 その流れは過去記事にまとめています。 https://zenn.dev/dely_jp/articles/dely-ai-ready-dataops-tier https://zenn.dev/dely_jp/articl...

難解な条文すら関西弁なら理解できる説。試せるサイト「おおさかけんぽう」を作った話

kako-jun

「カーニーはんの手紙」を知ってますか? https://kabumatome.doorblog.jp/archives/65900288.html 初めて読んだ時、その理解りやすさに衝撃を受けました。 難しい経済用語ですら、関西弁にすると理解できるならば! 司法試験のための暗記も、関西弁で解説してもらったら楽勝なんじゃね……? という仮説が成り立ちます。 いや、司法試験を受ける予定はないのですが 「権利の上に眠る者は保護に値せず」というルールもありますし 法律には詳しくなっときたい。 どうせなら、関西弁のおっちゃんでなく、若いキャラがいい。 私はClaude Codeを秘書的に使って...

マルチテナント化のために本番稼働中のMySQLをPostgreSQLに移行した話(マルチテナント化連載 第2回・PostgreSQL移行編)

shim

はじめに こんにちは。株式会社カウンターワークスにて、テックリードとして、リーシングのDXを実現するクラウド管理システム 「ショップカウンター エンタープライズ」(以下 SCE)を開発しております shim です。 前回の俯瞰編に続いて、いよいよ各論に入っていきます。今回は Phase 1: MySQL から PostgreSQL への完全移行 がテーマです。 前回も触れた通り、マルチテナント化の中で Row Level Security(以下 RLS)を二重防御の DB 層として採用することを決めたのですが、それを使うために避けられなかったのが 「本番稼働中のサービスを、MySQL...

「Claude Code」を支える技術

Atsushi Kadowaki

本記事では、Claude Code の裏側を支えるアーキテクチャについて、ざっくり理解します。 株式会社ナレッジセンスは、生成AIやRAGを使ったプロダクトを、エンタープライズ企業向けに開発しているスタートアップです。 この記事は何 この記事は、Claude Code の内部構造を、ソースコードレベルで解析した論文[1]について、日本語で簡単にまとめたものです。 https://arxiv.org/abs/2604.14228 本題 ざっくりサマリー Claude Code は、最も有名な「コーディングエージェント」です。PCのコマンドを実行したり、ファイルを編集したりでき...

Claude Code のトークン削減を実測した — semble 93%・cacheRead 1800倍の内訳

あたに

はじめに GitHub Copilot の料金改定をきっかけに、AI コーディングのトークン削減が話題になっています。私も Claude Code の設定ファイルに削減策を仕込んでいました。 せっかくなので、実際にどれくらい効いているか測ってみました。ccusage と semble の実ログで集計したところ、累計 cacheRead は136億トークン、コード検索の削減率は93%という数字が出ました。本記事はその実測レポートです。 定番手法、どれを実装していたか トークン削減の定番手法を自分の設定と突き合わせると、3つは実装済みでした。 定番手法 ねらい 私の実装 ...

ExcelVBA開発をAIエージェントで自律化させるAll-in-Oneな開発ランタイムを作りました

ハルミ

! この記事は97%人間による手書きで執筆しています。(真心) TL;DR ExcelVBA開発は、VBE・GUIダイアログ・Debug.Print・MsgBox・UserFormなどがAIエージェントと相性最悪 そこで、AIエージェントがExcelVBAマクロを自律的に開発できるOSS xlflow を作った xlflowは、VBAソースのpull/push、CLIからのマクロ実行、ランタイム/コンパイルエラーのCLI出力、lint、テスト、inspect、UserFormのYAMLビルドなどを提供する MsgBox / InputBox や Debug.Print も、AI...

どこからでもAIで仕事をできるようにしたけど、疲れてやめた話

G2

お風呂から始まるエンジニアリング きっかけはお風呂でした。私はお風呂が好きで、毎日湯船に一時間は浸かっています。お風呂でのんびり小説や漫画を読む。熱でも出ない限りは、そうやって湯船に浸かってのんびりとする時間は欠かさずとっていました。 AIがまだそこまで長時間稼働できなかった今年の初め。お風呂に入る前に、ふとPCの前に引き寄せられるようになりました。これから一時間以上、自分は席を離れる。その間、AI はタスクを中途半端なところで止めてしまうかもしれない。動かせるのに動かさないのが、なんだかもったいない気がしました。 そして、長時間タスクを安定して実行させたい、ゴール(Definiti...

Docker Buildを106秒→44秒、32秒→3秒に高速化した3つの改善

杉山晴輝(Haruki.Sugiyama)

Docker Composeで複数のコンテナを管理していると、気づかないうちにDocker Buildの待ち時間が長くなりがちです。 私の関わっているプロジェクトでは、Next.jsのフロントエンド1台、Goのバックエンド2台、Go Worker1台をビルドしており、開発中に頻繁にDocker Buildを実行していました。 しかし、ビルド時間が1分以上かかるようになり、修正 → ビルド → 動作確認のサイクルが大きなストレスになっていました。 そこでDocker Buildの処理内容を見直し、 .dockerignore によるBuild Contextの削減 Docker Laye...

生成AI時代のエンジニアの生存戦略

shim

はじめに こんにちは。株式会社カウンターワークス、テックリードの shim です。 別途マルチテナントの記事を頑張って書いているのですが、先日社内にて「AI開発LT大会」を主催しました。 言い出しっぺなので、そこで「(生成)AI時代のエンジニアの生存戦略」というテーマで発表したのですが、せっかくなので改めて記事として再構成しました。 「生成AIにより開発スピードが速くなった」という話は至る所で聞かれるようになりましたが、その先、速くなったあとに、では自分はどこで価値を出すのか、という話を特に若手メンバーに聞いてほしいと思い書きました。 簡単にまとめると ! 開発生産性を「価値提供の...

GitHub Copilot FinOps戦略:Usage-Based Billingへの移行と最適化

yuriemori

GitHub Copilotは2026年6月1日よりPremium Request Unit(PRU)ベースの課金からUsage-Based Billing(UBB)へと移行しました。本記事では、この移行の背景と、組織がAI Creditのコストを適切に管理するためのFinOps戦略、Token最適化のプラクティスについて解説します。 なぜUsage-Based Billingに移行したのか PRU課金モデルの限界 従来のPremium Request Unit(PRU)ベースの課金では、エージェントを複数オーケストレーションしていても、1つのエージェントを使う場合であっても、同...

メモリが潤沢ではないPCでローカルLLMにコーディング質問した結果

okamyuji

! この記事は、LiteLLMをやめて自作Goバイナリに置き換えたら一気に軽くなりました - 「実践AIエージェント開発」を実装してみたの実践編です。自作したgo-llm-agentを使い、Ollama経由でローカルLLMにRubyとGoの落とし穴を質問して、回答の正確性を検証しました。 同じ質問を異なるモデルに投げることで、モデルの得意な言語と不得意な言語、そして質問の仕方による回答品質の変化が明確に見えてきました。 検証環境 項目 内容 マシン MacBook Pro (2024, M3 Pro) チップ Apple M3 Pro メモリ 18GB (統合...

GPU プログラミングでも Modern C++ コードを書きたい: gpu-array ライブラリの紹介

Yoshiki Matsuda

はじめに C++20 では、C++17 以前と比べて C++ の表現力が大きく広がりました。特に、コンセプトや Ranges ライブラリの導入により、コンテナ (配列) に対する抽象化がデータ指向設計を容易にし、ビューによる遅延評価・パイプによる合成・射影によるデータ抽出、などが可能となりました。 しかし、GPU プログラミング (CUDA や HIP) においては、コンパイラ自体は C++20 に対応しているものの、カーネルコードにおいてその恩恵を享受することは依然として困難です。例えば、以下のような課題が GPU プログラミングにおける C++ らしさを阻害しています。 cu...

設計資料をHTMLで回す — 生成・レビュー・社内共有のワークフロー

Masaki Kubota

はじめに 社内では最近、HTMLで書いた設計資料を認証付きの基盤に置き、誰でもブラウザから閲覧できる仕組みを整えました。この共有基盤の上で、私がいま個人的に試しているのが、設計資料のHTMLにコメント機能を持たせ、その指摘をそのまま修正プロンプトにしてClaude Codeに渡す、というワークフローです。 社内でHTMLレビューが広がるきっかけのひとつが、Anthropicのこの記事でした。 https://claude.com/blog/using-claude-code-the-unreasonable-effectiveness-of-html 半信半疑で始めたのですが、HTM...

Dynamic workflow と /goal コマンドによるスキルの最適化手法

nogu

! 本記事で紹介する手法は、通常よりも多くのトークンを消費する可能性があります。 はじめに 実運用において、Agent Skillsは作って終わりではなく、検証ループで育てるものです。 先日、チームへ配布するワークフロー系のスキルを作成しました。スキル自体は /skill-creatorコマンドを使うことで簡単に作成することができます。しかし、それだけでは実運用に耐えることができません。 次に必要なのは、スキル本体をいじることではなく、スキルが意図通りに動作するかを多角的に検証することです。 網羅性、スキル、スキル内のプロセス遵守、検証すべきことはわかっているのに、どうしても手動の...

GoランタイムにおけるGCのタイミングを知っておこう

kakkky

はじめに Goは GCを備えており、開発者がメモリ管理を直接気にする場面はそう多くありません。 「ヒープに乗ったオブジェクトは、いずれ自動で解放される」....この前提でコードを書けるのは、Goの大きな魅力のひとつです。 GCは自動で動きますが、いつ動くかは決まったルールで制御されています。 そのルールを知らないまま「いつかGCが回収してくれるはず」と思ってコーディングしてしまうと、OOMを引き起こしてしまう可能性があります。 本記事では、Goランタイムが持つ4つのGC発火タイミングを、サンプルコードを動かしながら整理します。 GC(Garbage Collection)とは G...

数学で読み解くHaskell——入門編

いかろちゃん

Haskellの抽象的な概念(型システムからFunctor、Monadまで)を、集合や代数構造といった「馴染みのある数学の言葉」を補助線にして読み解く入門書。難解な理論を学ぶためではなく、Haskellの挙動を理解するためのツールとして数学を活用するスタイルで解説します。そのため、数学の教科書というより物理の教科書の雰囲気に近いです。

TypeScript拡張「TSRX」を触ってみて、JSXと比べて考えたこと

Hayato Yokoyama

はじめに Reactを書くとき、私たちはほぼ必ずJSX(TSX)で書くと思います。 そんなJSX(TSX)の代替となるようなTSRXというTypeScriptのスーパーセット言語がアルファ版として公開されていて、ちょっと面白そうだったので触れてみました。 TSRXとは? https://tsrx.dev/ TSRXは、元ReactコアエンジニアであるDominic Gannawayさんが開発しているTypeScriptのスーパーセット言語です。 Gannawayさんは現在RippleというUIライブラリを開発しており、TSRXはもともとRippleのなかで使われていた構文です。そ...

バイブコーディングが怖いので、全PJにSemgrep + gitleaksの自動セキュリティスキャンを仕込んだ話

pesca

はじめに ITコンサル1年目です。Claude Codeを使って個人開発を進めていますが、最近ずっと引っかかっていたことがあります。 「AIに書いてもらったコード、本当に安全なんだろうか?」 code-to-rich.com、shindan-me.com、その他いくつかの個人開発PJをClaude Codeと一緒に作ってきましたが、コードレビューの大部分をAIに任せている以上、 危険なパターン(shell=True、SQLインジェクションになりうる文字列結合など)をうっかり実装してしまう .envの中身やAPIキーをそのままコードに埋め込んでしまう といったミスが紛れ込んでいて...

AIに8割書かせたコードを、半年後の自分が保守できるようにするために実際にやっていること

Rapls

半年ぶりにそのリポジトリを開いて、最初にしたのは、自分が書いた関数を指でなぞることでした。 小さなバグ報告が来て、直そうとしてファイルを開いて、それで手が止まりました。どこに何が書いてあるのか、追えない。書いた記憶はあります。何週間もこれにかかりきりだったのも覚えている。でも、目の前のコードと自分のあいだに、知らない人が一人挟まっているような感じがする。八割くらいをAIに任せて作った、LMS用のテーマでした。そして、仕様書は一枚も書いていませんでした。 報告されたバグは、進捗の表示がときどきずれる、という単純なものでした。普通なら、表示を作っている関数を探して、計算の順番を直して終わりで...