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img の srcset 指定時に選択される画像

<img> や <picture> で srcset に複数の画像を指定することで、デバイスに応じて適切な解像度の画像を提供することができる。この画像が、どういった条件で選択されるのかを頭では勝手に理解していたつもりだが、理解とは違う挙動が

Webbundle によるサブリソース取得の最適化

WebBundle を用いてサブリソースのみを Bundle する、Subresource Bundle の策定と実装が進んでいる。これを用いると、複数サブリソースの取得を一回の fetch で行うことができ、RTT を減らしつつも個別に取

ローカル開発環境の https 化

Web の https 化が進み、それに伴って https を前提とする API も増えてきた。そうした API を用いた開発をローカルで行う場合、localhost という特別なホストを用いることもできるが、それだけでは間に合わないケース

QuicTransport によるアプリケーションレイヤでの QUIC 活用

WebTransport の Quic 実装である QuicTransport の開発が Chrome で行われている。Chrome で Origin Trials が開始されたので仕様と実装を解説する。

Site Isolation 及び Web のセキュリティモデルの更新

Origin は Web におけるセキュリティモデルの一つとして、コンテンツ間の Communication に関する境界を定義し、リソースを保護してきた。しかし、Spectre の発覚以降、Communication に関する制限だけでは

mozaic.fm v3 リリースと Podcast の PWA 化

mozaic.fm をリニューアルし v3 としてリリースした。今回の更新は以下のような変更/修正を実施している。PWA 化before install promptBackground FetchPeriodic Background S

Periodic Background Sync 及び Web を Install するということ

メールクライアントや RSS リーダーのようなユースケースを PWA で実装する場合、バックグラウンドで定期的にタスクを実行したいケースがある。このユースケースに特化した API として提案されているのが、Periodic Backgrou

Scroll to Text Fragment を用いたサイト内検索の実装

Scroll to Text Fragment のユースケースとして、本サイトにサイト内検索を実装した。

牧歌的 Cookie の終焉

Cookie は、ブラウザに一度保存すれば、次からその値を自動的に送ってくるという、非常に都合の良い仕様から始まった。State Less が基本だった Web にセッションの概念をもたらし、今ではこれが無ければ実現できないユースケースの方

3rd Party Cookie 調査のための Web 広告導入

昨今、特に広告サービスを中心に 3rd Party Cookie を用いたトラッキングについての議論が多く行われている。Safari による ITP や、Chrome による Privacy Sandbox への移行など、技術的な変化も著し

Service Worker の Background Fetch によるメディアのキャッシュ

Podcast を PWA 対応するために、待望だった機能の 1 つが Background Fetch だ。これにより、通常 Range Request で取得するような、大きなファイルを事前にダウンロードしておくことができるようになる。

ブラウザで何が起こっているのかを知る Reporting API と ReportingObserver

Web サービスにおいては通常、Web サーバから取得できるアクセスログやエラーログを取得し解析する基盤を保有するだろう。しかし、Web サーバから取得できる情報だけでは、ブラウザで何が起こったのかを知るのは限界がある。今回は、ブラウザ内で

2019 年をふりかえる

例年通り 2019 年を振り返る

WebBundle によるコンテンツの結合と WebPackaging

依存コンテンツを 1 つにまとめて配信する WebBundle の仕様策定と実装が進んでいる。これは Signed HTTP Exchange と合わせて WebPackaging を実現するための仕様であり、組み合わせれば WebBund

Intel NUC で自宅 Ubuntu 開発環境構築と SSH Port Forwarding によるアクセス

家では Mac を使っていたが、やはり Ubuntu 開発環境を作ることにした。前々から気になっていた Intel NUC をベースに Ubuntu 環境を構築。また、外出時もアクセスできるように SSH Port Forwarding を

Scroll To Text Fragment と :~:text

ページ内の特定の位置へのスクロールは、URL フラグメントと HTML の ID 属性を用いて行われていた。しかし、ID を持たない要素へのスクロールというユースケースをカバーするために、フラグメントの拡張仕様が提案されている。Chrome

Noto Sans Hinted と font-feature-settings: &apos;palt&apos;

Noto Sans のサブセット生成を見なおし、Noto Sans Hinted から pyftsubset で生成し、ついでに font-feature-settings を有効にした。作業と検証の記録を兼ねて、実施結果を記す。

Promise.allSettled と Promise.any

Promise.allSettled() と Promise.any() の仕様策定が進んでいる。両者は近いレイヤの仕様では有るが、作業の進捗には差がある。Promise.allSettled は Stage 4 であり、Chrome や

WebTransport と WebCodecs そして Web はどこまで &quot;ゲーム化&quot; するか

Transport として HTTP over TCP を基本としていた Web のあり方は大きく変わり、転送するメディアも HTML だけに止まらなくなってきた。その対角線上にあるユースケースとして、UDP でバイナリデータを双方向にやり

Nullish Coalescing と Optional Chaining

JS における null/undefined の扱いを改善するための 2 つの機能が提案されている。Nullish Coalescing Operator (stage 3)Optional Chaining Operator (stage

Display Locking によるレンダリングの最適化と Async DOM

React や lit-html などにより、DOM 操作の抽象化に加えて最適化が提供されることが一般的となった。見方を変えれば、本来ブラウザがやるような最適化を、ライブラリが肩代わりしていると捉えることもできる。これは、現在の標準 API

画像最適化戦略 Lazy Loading 編

長らく議論されてきた <img> や <iframe> における Lazyload について、仕様と実装が動きを見せている。ここでは、特に画像 <img> に注目し、Lazyloading の議論の変遷を踏まえた上で現状を解説する。画像最適

mozaic bootcamp 2019

2019/4/28 - 5/1 の 4 日間で、mozaic bootcamp 2019 というひたすら Web 技術を叩き込むイベントを開催した。その内容やモチベーションについては、以下で話している。ep48 Monthly Web 20

Web における技術の解釈とエコシステムによる合意形成プロセスについて

「ユーザが意図する挙動」とは何か。技術的に可能であるが「やらない方が良いこと」は、誰がどう決めるのか。Web には仕様、実装、デプロイ、そしてユーザの利用とフィードバックによって、そうした合意がゆるやかに形成されていく仕組みがあると筆者は考

Private Class Field の導入に伴う JS の構文拡張

ECMAScript の Private Class Field の仕様策定と各ブラウザの実装が進んでいる。これにより、従来の JS にはなかった Class の Private フィールドが使えるようになる。提案されている構文や、挙動につ

安全な文字列であると型で検証する Trusted Types について

脆弱性の原因となる DOM 操作の代表例として elem.innerHTML や location.href などが既に知られている。こうした操作対象(sink) に対して、文字列ベースの代入処理を行う際に、一律して検証をかけることができれ

Cache Digest と HTTP2 Server Push の現状

httpbis のチェアである mnot から、Cache Digest についての現状確認が ML に投稿された。もしこのまま反応がなければ、Cache Digest は終わり、対ブラウザキャッシュの Server Push は現実的では

次世代 Web カンファレンス 2019 開催後記

2019/1/13(日) に、以下で告知した「次世代 Web カンファレンス」を開催した。次世代 Web カンファレンス 2019 開催告知 | blog.jxck.io前日に初雪が観測されて心配したが、天気にも恵まれ、開催趣旨の通り予定し

2018 年をふりかえる

例年通り 2018 年を振り返る

WebPackaging の Signed HTTP Exchanges

WebPackaging は以下の 3 つの仕様を組み合わせたユースケースである。Signed HTTP Exchanges: Signing (コンテンツに署名する)Bundled HTTP Exchanges: Bundling (コン

prefers-color-scheme を用いた Dark Mode 対応と User Preference Media Features

macOS Mojave は OS レベルで Dark Mode に対応した。しかし、Web コンテンツは依然として白背景黒文字ベースのデザインが多く、結果ブラウザの中だけ眩しいという問題がある。Safari TP69 では、これにメディア

Cookie の性質を利用した攻撃と Same Site Cookie の効果

Cookie はブラウザによって保存され、紐づいたドメインへのリクエストに自動で付与される。この挙動によって Web におけるセッション管理が実現されている一方、これを悪用した攻撃方法として、CSRF や Timing Attack などが

Referrer-Policy によるリファラ制御

リファラはリンクなどでページを遷移する際に、遷移元の URL をリクエストの Referer ヘッダに載せる仕様である。この付与はブラウザが自動で行うため、場合によっては非公開として扱っている URL が意図せず漏れることがある。この挙動を

次世代 Web カンファレンス 2019 開催告知

2019/1/13(日) に、「次世代 Web カンファレンス」を開催します。名称次世代 Web カンファレンス日時2019/1/13(日) 9:00-17:30場所法政大学富士見ゲート 4F 401, 402, 403後援法政大学情報科学

Clear-Site-Data Header

Clear-Site-Data Header の実装が進んでいる。このヘッダについて解説する。

Element.toggleAttribute

非常にシンプルかつミッシングピースだった Element.toggleAttribute という仕様が提案された。最近になって各ブラウザが一斉に実装を進め、リリースに向けたアナウンスが出始めている。この仕様について解説する。

Monthly Web の作り方 2018 年版

筆者がやっている Podcast である mozaic.fm の中で、Monthly Web という月ごとの Web の動向をまとめる回をやっている。未だに落ち着いたとはいえないが、2017 年 7 月に初めてから 1 年続けたので、結果と

Web Authentication API で FIDO U2F(YubiKey) 認証

Web Authentication(WebAuthN) API の策定と実装が進んでいる。これを用いると、FIDO(Fast IDentity Online) U2F(Universal Second Factor) 認証が可能になる。今

Layered APIs と High Level API の標準化指針

Extensible Web Manifest 以降、標準化作業は Low Level API にフォーカスし、一定の成果が出ている。そこで、これらをベースとし、よりアプリレイヤの需要を満たすための High Level API をどう標準

Linux で出力を別の shell に pts 経由で表示する

tmux, screen, terminal のタブなど、shell を複数起動する方法はいくつかある。Linux では、pts を経由すれば、ある shell の出力を簡単に別の shell で表示することができる。これを応用すると、簡易